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鋳物の歴史

鋳物は金属を溶かして鋳型に流し込み、冷却・凝固させたものですからその歴史は人類が金属を溶かす方法を知ったときから始まっています。 それは、およそBC4000年頃といわれています。

人間が金属を利用した最初の方法は打物でした、金・銀を打物にして装飾品を、銅を打物にして武器、農器具などを作ったのが始まりです。

その後、銅が溶けることを発見し、型を作って流し込む方法を知り、初めて家庭用品、装飾品、葬祭用品など複雑な形状の鋳物が作られるようになりました。 この時の材質は銅とすず、鉛の合金 すなわち青銅でした。

BC3000メソポタミア地方で製造が始まる。
BC2000メソポタミア地方から中国へ伝わる。
殷王朝時代には精巧で巨大な容器がつくられた。
BC1500メソポタミア地方からヨーロッパへ伝わる。
スペイン、スイス、ドイツ、イギリスなどの各国で刀剣、鉾、装飾品、容器、葬祭器具などがつくられた。
AD600インド・中国から日本に伝わる。
各地で仏像がつくられる
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